LIVIN' IN PARIS

KaILI and unnun

date: 2017.12.06 category: PARKS author:

今回のPARKSで初めて取り扱う二つのバッグブランド。

出会いは前回のPARKS(合同展)でBuddy Opticalの池原さんが持っていたバッグ。

そのバッグがとても格好良く、気になったのでデザイナーの方を紹介して頂き、数回のやり取りを経て、今回の取扱いが決まりました。

そんなKaILIのバッグがこちら。

大きめのボストンバッグというのでしょうか。

ちょっとビジネス用にもスポーツっぽくも見えて、何とも絶妙なバランスです。

写真では分かりにくいですが、上部の開口が全開になるよう設計されており、カメラバッグのような使いやすさがあります。(カメラバッグ使ったことないですが・・・)

結構大振りなサイズで持つとこんな感じです。

個人的には、普段使いよりも短期の出張とか旅行用に使いたいですね。

It would be perfect for short trips and good to carry this on-board.

飛行機の機内持ち込み用にも良さそうです。

このバッグ、全体的にタフな印象が漂うのですが、底面にはなんと。

vibramソール使っています。

What is surprising is being used vibram sole for the bottom.

単純にめちゃくちゃ格好良い!となるのですが、ブランドのサイトによると

「底面が直接地面に触れて汚れることを防止する」
機能は言葉によって過大評価される。
底面を保護するビブラムソール。
そこにあしらった鋲は、過剰に美化された機能に対する皮肉である。

とあります。

このKaILIというブランドのコンセプトは「矛盾あるデザイン」という事で、デザインに違和感を覚え、矛盾に気づき、考える。その過程を楽しんでもらえるプロダクトを生み出しているそうです。

ただのデザインではない、機能性だけでもない、という新しいアプローチのバッグブランドだと思います。

 

他にもGAMEPOCKET(ハンティングジャケットの背中に付くポケットという僕の大好物なもの)と名付けられたバックパックや。

一瞬「え?」と考えさせられてしまうポーチ類など、気になるアイテムがたくさんです。

 

そして、同じデザイナーの方がこのKaILIとは別ラインでunnun(うんぬんと読みます)というブランドも展開しています。

それがトップの画像にある雑誌の付録的なパッケージ。

素材は「不織布」というスーツを買うと付いてくるケースに使われているアレです。

もちろんバッグに使用できるよう、厚手のものを使用していますが、持ってみると驚くほど軽いです。

写真のデイパックとヘルメットバッグの他にもウェストポーチやサコッシュがあります。

広告も募集中(雑誌の背表紙なので)というシャレの効いたデザイン。

 

それにしても、Tehu Tehuに続き、面白いブランドはいつも池原さんから教えてもらってますね・・・

Mr. Ikehara of Buddy Optical always gives me good opportunities to meet interesting brands…

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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