LIVIN' IN PARIS

Varde77

date: 2017.12.07 category: PARKS author:

PARKSはWDI Galleryというスペースを借りてオープンしているのですが、店内奥の黄色い壁は前回のPARKSの為に新しく塗ってもらいました。

何かPARKSの特徴になる色が店内に欲しいよね、とオーナーの松本さんと話し、今までの趣味だったらネイビーかブルーかな、なんて思いましたが、ちょっとイメージを変えたかったのもあってビビッドなイエローが良いかもと考え、リクエストしました。

今回はこの壁の前にラックを置いてみたら、ニットやコートの温かみのある素材との相性がとても良いなと感じています。

そこに少しハードなレザーが並んでいるのも気に入っているポイントです。

そのレザージャケットを作っているのは、長年の友人がやっているVarde77

You see some tough leather items by my long-term relationed friend Varde77 .

祐天寺には古着とVarde77が並ぶ直営店があります。

長年、バイイングでアメリカを回り、ビンテージを知り尽くしたからこそできるデザインに、多くのファンがいるのも納得です。

He knows very well about vintage stuffs and you can feel it from the products, so I totally understand he has a lot of fans.

例えば、このジャケットはアメリカ軍にA-1がモチーフになっていますが、裾と袖のリブにこだわりが。

ビンテージのレザージャケットに見られるような、リブの縮みを表現するために、わざと大きめのリブを編み立てて、寄せながら縫い付けています。

言われないと分からない部分ですが、気にしてみると確かに、こういった細かい違いが全体のバランスに影響してくるのですよね。

定番で作っているブーツも相当な迫力があります。

ホーウィン社のクロムエクセルレザーというオイルがたっぷり入ったレザーを使用しており、アメリカ靴よりアメリカっぽい雰囲気があります。

このスウェードの色も絶妙に良いです。

The color of this suede is just so nice.

他にもニットやチノなども展開しているので、実際にお手にとって見て頂ければ、このブランドの魅力が伝わるかと思います。

レザージャケットはサイズが限られているので、気になる方はお早めに・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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