トラブルがあってカメラは無くなってしまいましたが、撮影は続けなければならない。
だって撮れたと思ってたフィルムが切れちゃってたんですから・・・
そんな悲しい思いを振り切り、家に帰ってカメラバッグの奥から取り出したのは、もう日の目を見ないかと思われていたライカの一眼レフフィルムカメラ。
フィルムカメラはただの箱だしフィルムが同じならOKなのと、使っているレンズもマウントが違うだけの同じズミクロン50mmという事で、ピンチヒッターとして登場しました。
確かに重い、重いですよ、ライカMPに比べると。
でも久しぶりに使ってみて、その使いやすさに感動しました。
1970年代のモデルで、M型だと弁当箱の異名を取るM5との共通点を感じます。
それがボディからはみ出ている大きなシャッターダイアル。
これと追針式の露出計との組み合わせが最高なんです。
ファインダーを覗いたまま人差し指でシャッターダイアルをクリクリと回す。
で、針が重なる場所が適性露出。
古い露出計なので、たまには針が真上に振れたまま帰ってこないこともありますが、それもご愛敬。
どうしても露出に迷ったらiPhoneのアプリでも使えば良いのです。
レンジファインダーのピント合わせも好きなんですが、一眼レフのピント合わせは画面がキレイで気分が上がります。
撮影は無事に終わりましたが、ライカMPが帰ってくるまでしばらくの相棒として付き合っていこうと思います。
ええ、重いですが・・・
Seki