LIVIN' IN PARIS

Suede boots

date: 2022.09.27 category: FASHION author:

今週は雨が多いみたいで、活躍するのが雨でもガシガシ履けるブーツ。

僕は雨の日でも革靴を履く方と言いますか、むしろスニーカーよりも雨に強い気がするのですが、皆様はどうでしょうか。

 

革靴の中でもやはりラバーソールの方が雨でも気兼ねなく履けて良いですね。

でも朝から大雨の日なんかはなんとなくブーツの方が安心感があります。

靴下が濡れるのが嫌だからなのかな、いつもデニムが短いから・・・

 

タフに履けるブーツの代表格、インディーブーツはなぜか素材違いで2足持っていて、こちらのスウェードモデルは最初に購入したもので、今から9年ほど前になります。

ほぼノーメンテで悪天候でも気にせず履いていることもあって、良い顔つきになっています。

購入した当初は毛足が短いのに手触りが良い素材を触って「なんて美しいスウェードブーツなんだ!」と感動しましたが、今は違う魅力が出てきました。

スウェードってだんだん毛が寝たり立ったり、色があせたりで、よほど丁寧にケアしていかなければドレスシューズには不向きな経年変化をする素材だと思っています。(そもそもがカジュアルな素材だと言われればそうかもしれませんが)

そういう意味ではこういったワークブーツに使う方が気兼ねなく使えて、かつアジも出やすいので、相性は最高なのかもしれません。

色が褪せまくった平紐も好きな箇所です。

右足だけ途中で切れちゃったのでだいぶ短くなりましたが、そのまま履き続けています。

プランテーションクレープソールの減りは意外と遅いのですが、さすがにもうすぐ10年だと割れてきちゃっていたりもするので、来年あたりオールソールですかね。

 

それにしても手持ちの革靴で10年選手が増えてきたのは嬉しいことです。

革靴は長く履いてこそ本領発揮だと思っていますし、そしてその経年変化こそが自分にしか作れないそれぞれの魅力だとも思います。

ただ、手持ちが増えてくると一足にかけられる時間が短くなってくるのは仕方ないとは言え、ちょっと寂しいですね・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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