LIVIN' IN PARIS

Shooting for MATURE HA._MIL FW22

date: 2022.10.17 category: FASHION author:

結局ブログを二週間お休みしてしまいました。

その間もPARKS Parisをメインに色んなお仕事は平常運転。

ファッションウィーク明けにはMATURE HA._MILの秋冬の撮影をしてきました。

 

ん?もう次の秋冬?

いえいえ、今の秋冬です。

夏前から計画していたのですが、延びに延びてしまいすっかりこんな時期に・・・

いつもは少人数でやるので思いついたら即実行なのですが、今回は所謂ファッションシューティングをやってみたくなり、そのメンバーのスケジュール調整が大変だったという言い訳があります。

 

近年僕が関わってきた撮影はもうちょっと日常的というか、あまり作り込まないものが多かったのですが、久しぶりにこういう気分なのかな。

スタイリストの方と仕事をするのも久しぶりで、良い刺激になりました。

 

写真はいつものChuckにお願いしたのですが、今回は全編フィルム撮影。

ライティングのチェックなどにはポラ代わりにデジタルで撮影し、そこからはフィルムで1ロール。

デジタルだと皆がモニターの前に張り付いて画像をチェック、なんてのが近年の撮影風景ですが、それとは違いフォトグラファー以外は絵を見る事ができません。

 

僕が仕事で撮影に立ち会うようになった20年ちょっと前はまだ雑誌なんかでもフィルムでの撮影も多く、最初にポラを切り、確認後に撮影スタート、ライティング変えたらまたポラを切り、確認したらまた撮影なんて流れでした。

ロケだと太陽が雲に隠れたりして露出が大幅に変わるので、その度にポラを切り直したりしていたのも記憶に残っています。

あとそもそもポラで出てくる絵の雰囲気が独特(格好良い)すぎて、本番の写真の参考になるのかな?なんて思うこともありました。

そんな古き良き時代の撮影スタイルを思い出す一日になりました。

でもChuckと話していると最近はモード誌の撮影でもフィルムで依頼される事が多いなんて聞くので、また流れが変わってきているのかもしれませんね。

スナップ写真とかをフィルムで撮影するのならまだしも、バリバリモードの写真をスタジオでフィルム撮影なんて、良い流れだし面白いなって感じています。

 

予定通りに撮影が進み、最後に一本フィルムが余ったからもう1ルック組もうかなんて話になり、撮影したスタイリングがこちら。

僕がその日着てきたMA-1をその辺に脱いで置いていたのをスタイリストが着せてましたが、個人的にはこの日のベストスタイルと思える出来栄え。

でもそれに浮かれて終了後にタクシーに乗ってからスタジオにこのMA-1を忘れたのに気付きましたが・・・

 

もうオンシーズンのビジュアルなので、現像が終わり次第すぐに公開できると思います。

僕もまだ見ていないので、仕上がりが楽しみです。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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