LIVIN' IN PARIS

Cartier Roadster

date: 2023.01.20 category: FASHION author:

今から10年ちょっと前に手に入れて、ずっと寝かせていた時計を久しぶりに着けています。

カルティエと言えばファッション業界人御用達モデルのタンクをはじめ、たくさんの名作時計が存在していますが、このロードスターはあまり有名ではないと思います。

2000年初頭から10年間ほどしか作られていなかった時計で、トノー(樽)型のケース(カルティエ の名作であるトーチュというモデルの亀の甲羅が元になっている)で1960年代のスポーツカーをイメージしたデザインだそうです。

手に入れた当時はこのなんとも言えない、スポーツミックスのバランスが苦手で敬遠していましたが、歳を重ねた今ならアリかも?なんて思いはじめました。

いつもの普通の格好と、少しのゴールドと合わせるとなかなか面白いかと。

デイト(日付表示)付きの時計は日付を合わせるのが面倒なので、毎日使うに限ります。

というわけで年始からずっとこればかり愛用しています。

その点、ノンデイトは時刻合わせだけなので気楽に着け替えられて良いんですよね。

当時は画期的だったらしいワンタッチでベルトを交換できる機能なんかもあり、革ベルトも付属していたのですが、しばらくはメタルブレスで楽しみます。

人と被らないステンレスのスポーツウォッチとして面白いチョイスだと思うのですが、いかがでしょうか?

カルティエ にしては比較的買いやすい価格なのも魅力です。

 

このモデルの元になったというトーチュはいつか着けてみたいですね。

できればCPCP(Collection Privée Cartier Paris)のワンプッシュクロノグラフなど・・・

(高すぎて絶対に買えませんがため息が出るほどの美しさです)

 

先日、大阪の某ショップがCPCP特集をやっていまして、さすがのセンスだなと感嘆しておりました次第です。

いつかはその手に・・・なんて妄想をしながら、無理せず色々な時計と楽しく付き合っていけたら良いですよね。

実際は金の時計なんてParisの地下鉄で着けられないですから・・・

 

それでは皆様、素敵な時計と共に素敵な週末を。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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