レンズを付け替えるのが面倒なので、最近はこの組み合わせに落ち着きつつある2台のライカ。
フィルムのMPには50mmで、デジタルのM9-Pには28mmという組み合わせ。
どちらかしか持ち歩かないとなればMPになってしまうんですが、先日久しぶりにM9-Pを持ち出したらこれはこれでやはり楽しいカメラです。
どちらのモデルもブラックペイントという仕様なので、ペイントが剥げて経年変化が楽しめるというのも魅力なのですが、それよりもこの艶々と黒光りしたボディが格好良いというのが僕にとっては重要です。
ライカの場合、底蓋に貼ってある透明シールは剥がさない方が良いみたい(実際に売っている中古の個体でも貼ったままのものをよく見ます)ですが、僕は新品のMPの底蓋シールを剥がした数日後にカメラを落としてガリガリに削れました・・・
そんな傷すらも愛おしいと感じるのは僕が病気だからでしょうか?
いえいえ、きっとそれがプロダクトの強さなのです。
カメラは見た目で選んで大正解だと思っていますが、たまたま見つけたM8を購入してから5年でまさかここまでハマるとは思っていませんでした。
昔、この投稿でも引用させて頂いたある方のブログの文章を今読み返すと心に染み入ります。
もうそのブログは存在しないのか、リンクが切れてしまっているので再び引用させて頂きます。
“なお、Leica M8 / Leica M8.2 が初めての Leica だという場合、それが 「沼」 への入り口になるかもしれないということを最後に書いておきます。”
預言者かな・・・
本質を言い当てた素晴らしいお言葉。
この言葉を胸にこれからもライカを楽しもうと思います。
Seki