
4週連続イベント開催中のkeylime Tokyo。
今週末はpremio gordoの受注会を開催します。
premio gordoといえば究極のプレーントゥBawaを一緒に作ったりと、思い入れも深く、僕が履く唯一の日本の革靴ブランドです。
やっぱり革靴は欧米でしょ!と思い込んでいる僕ですが、premio gordoの革靴はそれらと比較しても独特の色気と品があると感じています。
そんなpremio gordoの革靴がオーダーできるイベント。
直営店など持たないブランドなので、貴重な機会になるかと思います。
今回はBawaだけでなくAmanusaというシングルモンクもオーダー可能です。
ライトアングルと呼ばれるスキンステッチでUラインを縫い合わせたシングルモンク。
ライトアングルとは、⾰の表⾯に針を貫通させずに断⾯内で縫い合わせる⾼度な技法。
繊細な⼿作業が ⽣み出す特有の⽴体感にぜひご注⽬を。 ウェルト上⾯の⽬付(飾り溝)は粗めを選択し親しみやすさを、コバはは控えめの丸コバで柔らかい印象を 持たせました。
靴底はヒドゥンチャネル仕上げ(⾰を⼀度出し縫いの溝位置まで薄く起こしてから 出し縫いをかけ、最後に起こした⾰を伏せることで⽷⽬を隠す技法)。
⾒た⽬の美しさだけではなく⽷を 傷つけづらいメリットも併せ持ちます。
今回の受注会で初お披露⽬となるベージュスウェードは素材はイルチア社の銀付きスウェードと呼ばれる⾼品質なスウェードでシルクのような⼿触り。
本モデルの特徴である⾼度な⼿縫い製法(ライトアングル)はスウェードでは更に技術を要します。
⽇本の職⼈が1⾜ずつ丁寧に⼿縫いをしている贅沢且つ希少な靴に仕上がっています。
この靴を初めて見たのは半年前の展示会だったような。
普段の自分のスタイルとはちょっと違うかなと思いつつ、キャメルカラーのスウェードがあったら良いなと思ったのが今回のイベントに繋がりました。
せっかくならと一緒にBawaでも同じイルチアスウェードを使ってもらったのですが、これがまた格好良い。
僕が履いているのは昨年の受注会でオーダーしたコードバンモデル。
Bawaはもちろん全種類所有していて、ベジタンのブラック、クロムのブラウン、カンガルー、コードバンと全部で4足です。
今回のスウェードは僕の中ではChurch’sのFAIRFIELD的なイメージです。
秋冬に履きたくなるシューズ。
今からオーダーすると12月のお渡し予定なので、季節的には最高かと。
木枯らし吹く街をスウェードシューズとコートで歩く、そんなイメージです。
イベントは今週金曜から4日間。
デザイナーの戸松さんは期間中の6/6(⾦) 12:00~14:00と6/7(⼟) 12:00-16:00で在店予定です。
自信を持っておすすめできる革靴を皆様にも是非ご覧いただきたく。
ご来店をお待ちしております。
Seki
premio gordo order event at keylime Tokyo
2025.06.06 (Fri) – 09 (Mon)
12:00-19:00