春です。
パリの長い冬が終わると、太陽が顔を出し、木々がいっせいに芽吹き、サマータイムが始まると20:30くらいまで明るくなります。
「春」を感じた瞬間に、パリジャンたちは公園や広場に集いだします。パリにこんなに人居たんだ、と思うほど。彼らは一体、冬の間はどこにいたんだ?
この季節は、どんな観光スポットよりも公園がいちばんパリらしい場所になると思います。
冬が長いぶん、太陽の光はありがたいです。私もごたぶんにもれず、暇さえあれば公園の芝生で太陽を浴びています。太陽と公園だけあればそれでいい、と思うほど。身体が日光を欲してたんだなーと実感します。
オススメは、19区のビュット=ショーモン公園。八重桜も咲いているし、椿も見事です。
ビュットショーモン公園/4月上旬/17:00↓
4月上旬/PM20:30↓
芝生の上で飲むワインは格別。
椿や桜もキレイです。
パリの東側、12区のヴァンセンヌの森も広くて気持ちがいいです。
ヴァンセンヌの森/4月上旬/16:00
20区のペール・ラシェーズ墓地もおすすめ。中心地からちょっと外れた大きい公園は本当に気持ちがいい。陽気がよくなって、人々が集まるからか、これらの公園の近くではこの時期、週末にブロカントをやっていることが多いです。
この季節にパリに来るならば「パン屋さんでサンドイッチを買って、ワインを調達して、公園でピクニック」を旅のプランに入れるのを強めにオススメします。春の太陽の光と緑はプライスレスです。
「僕は思う!この瞬間は続くと!いつまでも」とか口ずさんでみるけれど、春と天気の良い日限定です。曇ると寒いです。
おまけ。ここは家から徒歩二分、パリ最古の広場、プラス・デ・ヴォージュ。家から「左へカーブを曲がると」ヴォージュ広場です。買い物の途中によく立ち寄ります。冬はほとんど人がいませんが、ちょっと太陽が出れば平日でもこのとおり…マレ観光の合間にぜひ。