LIVIN' IN PARIS

Church’s

date: 2017.05.11 category: FASHION author:

僕が革靴にハマるきっかけになった靴。

There are the shoes which made me addicted to leather shoes.

以前、某ブランドが別注したSANDERSが格好良くて、サイズ欠けで買えなかった為、インラインを買おうと思って向かった恵比寿のショップ。

しかし、お目当てのSANDERSの横に置いてあったこいつに目を奪われてしまいました。

たしか当時で7万円以上した(今はもっと高いです)ので、そんな高い革靴買った事ないですし「絶対無理だな」と最初は思いました。

しかし、見れば見るほど気になってきて、結局その場でカードを切ってしまい、そこから今につながる革靴ライフ(という程買っていない)がスタートしました。

SANDERSの倍くらいの価格だったのですが、この時この靴を買っておいて良かったと思います。

結局その後SANDERSも手に入れる訳ですし・・・

 

購入後にまずは木のシューツリーというものを買った方が良いらしい、という情報を元に恵比寿の別の靴屋を訪ねてみました。

Church’sは履かずにマウンテンバイクにスニーカーという出で立ちで、シューツリーが欲しい旨を伝えました。

店主「どんな革靴ですか?」

僕「持ってきました!」(Church’sを取り出す)

店主「うおっ!Church’sじゃん・・・!」

と、驚かれたのを覚えています。

マウンテンバイクに乗ったニイチャンがこんな靴を履くとは思わなかったのでしょう。

 

とは言え、スウェードアッパーにクレープソールという組み合わせのおかげで、スニーカーからの乗り換えも違和感無く、その後はマウンテンバイクでも履いていました。

ちょっと秋冬っぽい印象になる(個人的感想)ので、コートに合わせたくなりますが、結構万能選手です。

ただ最近はソールが減ってきてまして、濡れた道(Parisの石畳)はツルッと滑ります。

かかとだけ変えれば良さそうですが、せっかくなら全部張り替えて気持ち新たに履くのも良さそうです。

調べたら購入から7年が経っていました。(この写真若いす・・・)

7年経っても全くへこたれない作りの良さには改めて感動します。

It’s been 7 years since I bought these.

I’m deeply impressed with the toughness of Church’s.

 

七万円

七年履けば

年一万

(字余り)

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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