以前の投稿でも紹介したことのあるブランド、ÉCOLE DE CURIOSITÉS(エコール・ド・キュリオジテ)の2018SSカタログ“LYDIA”を紹介します。
もうこのシーズンも終わり、AWのデリバリーも始まる頃で、もういいかなーと思っていたんですが、今更ながらブログに記します。
このカタログは約1年前にデザイナーの伊藤ハンスさんから声をかけてもらって、ロンドンからフォトグラファーの野田祐一郎さんを呼び、友人でもある東京のAD岡村佳織さんに遠隔でデザインをしていただいたものです。わたしはディレクションとスタイリングを。
パリからは、頼りになるヘアアーティストのTONYさんと、ずっと“いつかモデルに”と目をつけていた知人のワインインポーター、Fleurが参加してくれました。
自分のなかの最強の布陣で、パリでやりたかったことを全部詰め込んで、時間をかけてたくさん考えて、たくさんの人の手を借りて出来上がったものです。
よく考えたら、長年月刊誌の編集部にいたものだから、こんなに時間をかけて、ひとつのしごとをしたことはありませんでした。
誰になにを言われても、これがベストだと誇れるのは初めてかもしれません。
物語があって、それを読解して、ビジュアルとして表現するというのもおもしろいことでした。
でも、なにより私たちを突き動かしたものは、服のちからだと思います。
メイドインフランスにこだわった、強くてかわいくて違和感のある服。
デザイナーとすてきなお洋服に最大級の感謝を。ありがとう。
ファッションは楽しいです。
こちらがpdf版カタログです。
catalog_ÉCOLE DE CURIOSITÉS_2018SS
開けないかたはこちらから
もうすぐ次シーズンのカタログもできてきます。こちらは春夏とはまた違ったすてきな仕上がりになりそうです。近々お目にかかれると思います。
OKAMOTO