LIVIN' IN PARIS

LOOP WHEELER

date: 2016.11.15 category: FASHION author:

日本に行くと物欲が増してしまう恒例の行動パターンにより、長らく避けてきたアイテムを購入しました。

それは「スウェットパーカー」です。

メンズのカジュアルスタイルには欠かせない、と言っても過言ではないアイテムですが、個人的には苦手意識がありました。

基本的にクルーネックの白いTeeにシャツを着て、寒くなったら丸首のセーターにジャケット、コートという着こなしばかりだったのと、パーカーは少し子供っぽくなるかな、というイメージがあった為です。

ただ、Parisに来てから突然の雨や寒さをしのぐ為のフードというディテールには実用性を感じていて、冬のコートも昨年からフードのメルトンを愛用していますが、傘いらずで重宝していました。

それと合わせて30代も後半になってくると、子供っぽいと思っていたアイテムも逆に新鮮な着こなしができるのではないか、と思ったのも買うきっかけでした。

あとは先日書いた通り、スウェットというアイテムが自分の中で盛り上がってきていたのも大きな理由です。

 

予告通り、スウェットの日本代表とも言えるLOOP WHEELERのショップに行ってきました。

小さなショップですが、スウェット(とTシャツ)だけのラインナップなのにも関わらず平日の昼間からお客さんで賑わっていました。

待っている間も声をかけてくれる丁寧な接客も良かったです。

余計な要素がないものが良かったので、プルオーバーの定番タイプを選びました。

肉厚ボディに丸胴という、クラシックな佇まいがたまりません。

洗うとよれちゃうネームタグなんかも、古着っぽくなりそうで良いです。

 

着るとしっかりした重みがあり、とにかく暖かいです。

コットンなのに密閉度がすごい為か、薄手のウールのセーターより暖かいかもしれません。

聞くと吊り編み機で作られたスウェットは最初の状態よりも洗い込んでいくと更に柔らかくなってくるとの事で、なんだかデニムを育てるみたいだなと楽しみになってきます。

ただ、分厚いので洗濯後はなかなか乾きません。そんなところも不便で良いのかもしれませんが。

そして背中側にひっそりとプリントがあったのに実は今日ブログを書いてて気付きました・・・

最近はすっかり寒くなったので、ウールのジャケットに合わせて着ています。

もう少し寒くなったらロングコートに合わせても良いかも、なんて久しぶりの新しいアイテムに心躍る冬の始まりでした。

It might be nice to put on this sweat under my long coats when it gets colder a little more.

So I am excited with the newcomer and my winter has just stared like this.

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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