LIVIN' IN PARIS

Super Stitch repaired my denim

date: 2018.04.13 category: FASHION author:

先週預けてきたKaptain Sunshineのデニムを受け取りに再びSuper Stitchに。

以前までは自宅をアトリエとして使用していたようですが、つい先日からGOOD MANNERSの一角を使用してオープン。

より一般のお客様にも向けてサービスをスタートしました。

 

今回頼んだデニムのリペア個所はポケット。

I asked a repair of pockets this time.

購入してから4年程経つので、色落ちはもちろんですが、こういった箇所のダメージが目立ってくる時期。

ついでに、もう片方のポケットは破ける前に補強を依頼しておきました。

そうして仕上がったのがこちら。

外から見たステッチも何事もなかったかのように、元通り。

こちらの作業風景は見られませんでしたが、せっかくなので他のお客様から依頼されているデニムの裾上げ風景を撮影しておきました。

先週自ら修理をした1940年代のUNION SPECIALを使用します。

彼が扱う43200Gというモデルは裾上げ専用に開発されたチェーンステッチミシンで、このモデルで裾上げすると、裾に斜めに走るウネリが出ます、これが独特のアタリとなることから、裾上げにこだわる人達はこぞって使用するミシンなのです。

彼はよく「ローピングエフェクト」という言い方をよくしていますが、このモデル以外では出てこないアタリなんだそうです。

詳しくはこちらの説明がとても分かりやすかったのでご参照にしてみてください。

縫い始めの糸は必ず手で結ぶ事で、後々ほどけてくるのを防ぎますが、効率的ではないのでここまでやる人は少ないと聞きます。

使用する糸はデニムに合わせて数通り用意していますが、全て日本製だそうです。

Parisでここまでこだわってデニムのリペアを行っているアトリエはないと思います。

I think there’s nowhere more professional than this repair shop in Paris.

もしあなたがParisでデニムを購入した時には是非訪れてみてください。

Please visit there if you buy a denim in Paris.

 

そして昨日のBlogのタイトルではないですが、本日からVacancesに行ってきます。

そんなわけでこのBlogは来週いっぱいお休みします。

I’ll go on holidays from today. I’ll be back here a week after next week.

戻った次の日にまた日本行きのフライトが待っているのですが、PARKSショップのお知らせなども再来週に書かせて頂きます。

それでは皆様良い週末をお過ごしください。

Have a great weekend.

Seki

 

Super Stitch

13 Avenue Daumesnil, 75013 Paris

Instagram

 

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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