LIVIN' IN PARIS

ATLAS MARKET 2018

date: 2018.05.21 category: PARIS author:

ちょうど2年前の今頃、Parisの運河近くで開催されたATLAS MARKET

昨年はお休みしていたようですが、今年は場所をHOLIDAYに変更し、オープン。

昨日行ってきました。

I visited ATLAS MARKET at HOLIDAY yesterday.

いつもの整然としたHOLIDAYとは違い、雑多な雰囲気もまた楽しげで良かったです。

 

このATLAS MARKETは僕にとって、とても重要なイベントと言えます。

どういう事かと言いますと。

3年前に引っ越してくる前は年に2回、ファッションウィークで訪れるだけの場所だった街、Paris

なんとなくその空気に惹かれていましたが、具体的にどんなところが、というのは分かりませんでした。

引っ越してきた後、1年間はショップで働いていたので様々な人に出会う中で、自分の中で格好良いと思う人達には共通点がある事に気付きました。

それが「アメカジ」です。

ご存知の方も多いかもしれませんが、アメカジと言うのは日本で発達し、日本のみならず今ではアメリカやヨーロッパの人達から愛されるファッションのジャンルの一つです。

彼らの中には日本のブランド(特にデニムなど)を好んで愛用する人達も多く見受けられます。

そういう訳で前職のショップに来るような人(=興味を持つ人)は自然とアメカジのスタイルをうまく取り入れており、それが僕の目にはとても格好良く映ったという事なんです。

アメカジと一口に言っても様々なテイストがあるので、この言葉を使う事に違和感を感じる場合もありますが、自分の好きなスタイルを説明するのに便利なので使っています。

アメカジと聞いてパッと思いつくスタイルというより、アメカジを下敷きにしたスタイル、と言った方が伝わりますでしょうか?

特にParisにいる彼らのそれは、タフなアメカジをベースにしながらもどこかエレガントさを感じてしまいます。

僕が目指すというか理想のスタイルはタフでエレガント、男っぽいのに品がある、というもので、それを彼らの中に見ているのかもしれません。

 

なんだか自分のファッション観を語ってしまいましたが、そんなスタイルを持つ人達が集まるのがATLAS MARKETなんです。

Parisのファッションのメインストリームではないかもしれませんが、僕にとっては一番気になる人達。

ツーリスティックな中心部とも違う、世界中から人が集まるファッションウィーク中とも違う、リアルなパリジャンたち。

そんな彼らのスタイルが好きで僕もParisにいるのかもしれません。

I would say I might have been living in Paris because I ‘d fallen in love with their style.

 

ちなみに今回のATLAS MARKETではお買い物は無し。

4年くらい前に出たLEVI’S REDのジャケットがあったのですが、帰ってきてから気になっています・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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