LIVIN' IN PARIS

Cashmere crew neck knit

date: 2022.11.28 category: FASHION author:

常に探しているネイビーのクルーネックニット。

5年前に購入したCOMOLIのニットに穴が空いてしまったので、またCOMOLIで新調。

 

今回は1955年創業の老舗ニットメカーScott & Chartersに別注したモデル。

メイドインスコットランドです。

この手の老舗系ニットってジャストサイズの作りが多く、サイズを大きくすると袖丈や着丈が長くなりすぎるという問題がありますが、COMOLIらしいサイズアレンジが施してあるのか、野暮ったくもあるクラシカルな雰囲気に仕上がっています。

素材はカシミヤ100%で、普通の見た目なのに上質という大好物な一着。

 

最近はカシミヤ100%なんていうのも珍しく無くなってきましたが、10年前だったら日本ブランドではなかなかお目にかかれる代物でもなかったように思います。

ここ数年だと例えばコートなんかはウールだと10万円を超えるのは当たり前になってきているし、材料の高騰などもありますが、全体的に高くなったな、と感じることが多くなりました。

良い素材のものを着てしまうと後戻りができなさそうで、ちょっと怖くなる時があります。

贅沢になりすぎてしまうのではないか・・・なんて事も思ってしまったり。

 

でも着てしまうとやっぱり素晴らしいので欲しくなるという・・・

長く着るのなら許してもらえるかな?(誰に?)なんて自分に言い聞かせています。

 

ネックの詰まり具合も好みです。

最初はちょっときついですが、少し伸びてきたらちょうど良くなりそうな予感。

冬の基本スタイルはシャツにニット、そしてジャケットにコート。

肌に近い順にいくと

コットンのTシャツ

コットンのシャツ

ウールのニット

ウールのジャケット

ウールのコート

という風になります。

 

でも実はここ数日でもうそのような格好に行き着いてしまったので、これから真冬になってもマフラーや手袋くらいしか足すものがなく、乗り切れるかどうかとっても不安になっています・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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