Parisに戻ってきてからしばらくは、時差ボケの回らない頭で過ごしています。
I have jet lag… so it’s time to read books.
最近は以前よりも本を買うようになったのですが、忙しい時期はなかなかゆっくり読むことができないので、このタイミングでようやく少しずつ読めるように。
このGUCCIの本は東京に行った際、ブランドにゆかりのあるwaltzにて手に入れました。
現在のミケーレの前、約10年間に渡ってクリエイティブディレクターを務めたフリーダ・ジャンニーニの編集によるもので、2011年にブランド創設90周年を記念して出版されました。
ブランドの始まりから現代(出版当時)まで、創業時の資料から歴代の広告キャンペーンのビジュアルまで網羅した見応えのある一冊です。
「ブランドの元祖」と呼ばれるGUCCIは、トム・フォードによる90年代のブランド復活劇を例に挙げずとも、常に話題の中心にいるブランドで、それは今日でも変わりありません。
ファッショントレンドという括りではなく、もっと大きな流れを作っているブランドは他に類を見ないと思います。
何よりwaltzのような新しい時代のショップを見つけ、協業するというセンスの良さも見逃せません。
そんなブランドの歴史を知ることのできる本はアーカイブとしても貴重です。
でももしかしたら2021年には100周年記念の本が出るのかもしれませんね・・・
Seki